インビザライン(※)って何?
(※:インビザライン/マウスピース矯正:完成物薬機法対象外の矯正装置であり、医薬品副作用被害救済措置の対象外になることがあります)
従来の歯の矯正は、ワイヤー(針金)とブラケット(留め金)でやるもの」というイメージでした。
「痛そう」
「見栄えが悪い」
「歯磨きが大変そう」
そんなイメージではなかったでしょうか?
それが、このマウスピース矯正「インビザライン」が登場したことで一変しました。
インビザラインは、今やマウスピース矯正の代名詞になりつつあります。(でも300種類くらい同じような矯正用マウスピースがあるのも事実です)
ところが、当初のインビザラインは多くの先生が口をそろえて言います。
「なかなか動かない」
「歯を抜かなきゃならない矯正では使えない」
「ガタガタの歯並びや、受け口は、インビザラインじゃ治らない」
導入した10数年前は、確かにまだまだ制約がありました
当院院長は、自身が20代の時に歯の矯正で辛い思いをしました。
ワイヤーの矯正が痛く、時間がかかり、途中で外してしまったのです。
「そんな思いを患者さんにはさせたくない」
まず院長は、まず自分が実験台になって、その良さを確かめました。
そうこうするうちに、インビザラインの技術力が上がり、症例数は2020年8月にはアジアで100万人を突破(※1)、インビザラインの知見やテクニックも劇的に変化してきたのです。
だから今(2022/6)、ワイヤー矯正は捨てて、インビザラインで歯の矯正を進めようと決意を新たにしました。
(※1)「アジア太平洋地域で100万人目の患者を達成」2020.08.26
インビザラインアップデート
2002年の産声を上げたインビザライン。
2022年現在、さらに進化をし続けています。
1.3Dの矯正後が見える
2.矯正中「シミュレーション」と「実際の進み具合」の答え合わせが出来る
3.オエっとならずに型取りが出来る
4.歯の型取りが「粘土」じゃなくて「スキャン」だから正確&早い
5.「スポーツ」「歯ぎしり防止」「ホワイトニング」でも使える
6.「アタッチメント」のおかげで難症例OK
インビザラインで歯を動かす時に使うのは、マウスピース本体だけではありません。
実は、歯の方に「アタッチメント」と呼ばれるボッチを付けるのです。
インビザラインは、「やれること」と「使用する機器」の進化が、どちらも日進月歩です。
昨日できなかったことが今日出来るようになった!ということがあるので、そのアップデートについていくのが大変です。
日々の診療を行いながら、インビザラインの進化をアップデートしていくのは面倒くさいけど、新しいものに食いついていく先生はいます。
そのうちの一つが、これです、詳しくは下記をご覧ください。
7.間食防止になるかも
アライナー(マウスピース)は食事の時以外は外しません。
そうするとしなくなるのが実は、間食です。
なぜか?マウスピースを外すのが面倒くさいからです。
もしかしたらダイエットになる可能性も秘めています。
進化したインビザラインで出来ること
今までインビザラインが言われてきた
- 噛み合わせは治せない
- 抜歯する症例は治せない
- ガタガタ(難症例)は無理
この3つがインビザラインのアップデートによって出来るようになりました。
さらに2つ、プラスします。
4.矯正期間を約半減できる
「PBMオルソ」という機械を使うと、約半分の期間で矯正治療が終わります。
どういうことか?「PBMオルソ」が発するLEDの光がミトコンドリアに作用して細胞の活性化を促すのです。
そのことにより、歯の移動が促され、痛みも軽減されます。
使う時間も短く、1日で上に4分、下に4分当てる、合計8分当てるだけです。詳しくはインタビューページをご覧ください
5.欠損を埋める
患者さんの要望から生まれた瓢箪から駒のようなメリットなのです。
生まれつき永久歯のない「先天性欠損」(せんていせいけっそん)で出来た隙間を埋める、抜けた奥歯の間を矯正によって詰めて、噛み合わせを作るなどの使い方も出来ます。
詳しくはこちらのページ「抜けた歯を矯正で治す!?」をご覧ください。